2014年 03月 04日
XS650 その012 |
どうにか美少女の応援を呼び込むことに成功しエンジンを作業台に載せることができました。
XS650のエンジンはクランクケースから長いスタット8本で貫通しヘットカバー上から袋ナットで締め込まれている。よってフレームに乗せたままだとヘッドカバーからシリンダーまでをを外すことが出来ないのである。少しでも軽い状態でエンジンを下ろしたいところだがほぼそのままで下ろさなければならない。かなり重たいエンジンで一人作業では地獄です。
重たいエンジンを作業台に載せるのを美少女達に手伝ってもらいエンジンをバラしていきます。
現状ではプラグを外し圧縮を抜いた状態でキックレバーを手でクランキングするとかなり抵抗がある。予想ではノンオイルでしばらく走行してしまったのが原因のピストンシリンダーの抱きつきだと想定していました。
ヘッドカバーのナットを外しカバーを軽く浮かせた状態でクランキングして見たところ抵抗なく回るのです?ヘッドカバーを開け観察してみるとヘッドに溜まっているオイルに凄く細かいスラッジが混じっていてカムシャフトとロッカーアームの当たり面が若干荒れている。ウエットサンプエンジンで完全にはオイルは抜け切ることは無かったので腰下からシリンダーまではどうにか無事だったようです。ヘッドにまったくオイルが回らずカムとロッカーアームの油幕切れによるカジリが原因なのか?(オイルラインの系統を確認していないのでよくわからないが)ちなみにエンジンを下ろす前にドレンボルトからオイルを抜いたところ200ccぐらいは残っていた。
こちらのエンジンはだいぶ昔に750ccに排気量を上げている。
その後10万キロ以上走行し内燃機関はノンメンテでいけました。もちろん充電系のトラブル・キャブメンテなどは幾度と無く行ってきた。その中で一番イラつくトラブルがクラッチプッシュロッドからのオイル漏れである。補修キットなるものは有るのだが私のように毎日使用であるとすぐに漏れ出すのです。やはり750cc化によって負圧が上がり既存ブリーザーで追いつかない分がクラッチプッシュロッドに抜けやすくなってしまうのか?ちなみにクラッチプッシュロッドのオイルシールを付けない状態でエンジンをかけたことがあるのだが物凄い勢いでオイルが噴出した。今回はこちらのオイルシールが破けてオイルが噴出したのだが、私なりの対策を施した結果シールが破れたようです。ちなみに対策を施してからは約1年はほぼオイルは漏れることは無かった。
今回は650ccに排気量を戻します。
程度のよいシリンダーが出てきたのでこれを使用して1サイズオーバーの新ピストンを組みつけようと思います。カムシャフト・ロッカーアームは部品取のエンジンから移植するか検討します。
エンジンを開けてみて10万以上走っているエンジンなのに思いのほか状態はよいと思います。側はオイルまみれで真っ黒ですがまだまだいけそうです!
私は英国車のエンジンしか開けたことは無いのですが英国車に比べてみてかなりXS(たぶん国産車全般に言える)の方が物凄く堅牢に設計されていると思う。そしてくそ重たい!英国車のハンドリングが良いのはそういうことなのでしょうね!比べて見ると実に興味深いです。
とりあえず部品が届くまでなんとなく側を掃除してヘッドとバルブのカーボンを落します。
アルミシリンダーヘッドですが燃焼室は鋳鉄が鋳込んであるのですね。このような所を同年代の他の外国製バイクの作りと比べてみると非常に面白い。
美少女の皆さん協力ありがとう!
XS650のエンジンはクランクケースから長いスタット8本で貫通しヘットカバー上から袋ナットで締め込まれている。よってフレームに乗せたままだとヘッドカバーからシリンダーまでをを外すことが出来ないのである。少しでも軽い状態でエンジンを下ろしたいところだがほぼそのままで下ろさなければならない。かなり重たいエンジンで一人作業では地獄です。
重たいエンジンを作業台に載せるのを美少女達に手伝ってもらいエンジンをバラしていきます。
現状ではプラグを外し圧縮を抜いた状態でキックレバーを手でクランキングするとかなり抵抗がある。予想ではノンオイルでしばらく走行してしまったのが原因のピストンシリンダーの抱きつきだと想定していました。
ヘッドカバーのナットを外しカバーを軽く浮かせた状態でクランキングして見たところ抵抗なく回るのです?ヘッドカバーを開け観察してみるとヘッドに溜まっているオイルに凄く細かいスラッジが混じっていてカムシャフトとロッカーアームの当たり面が若干荒れている。ウエットサンプエンジンで完全にはオイルは抜け切ることは無かったので腰下からシリンダーまではどうにか無事だったようです。ヘッドにまったくオイルが回らずカムとロッカーアームの油幕切れによるカジリが原因なのか?(オイルラインの系統を確認していないのでよくわからないが)ちなみにエンジンを下ろす前にドレンボルトからオイルを抜いたところ200ccぐらいは残っていた。
こちらのエンジンはだいぶ昔に750ccに排気量を上げている。
その後10万キロ以上走行し内燃機関はノンメンテでいけました。もちろん充電系のトラブル・キャブメンテなどは幾度と無く行ってきた。その中で一番イラつくトラブルがクラッチプッシュロッドからのオイル漏れである。補修キットなるものは有るのだが私のように毎日使用であるとすぐに漏れ出すのです。やはり750cc化によって負圧が上がり既存ブリーザーで追いつかない分がクラッチプッシュロッドに抜けやすくなってしまうのか?ちなみにクラッチプッシュロッドのオイルシールを付けない状態でエンジンをかけたことがあるのだが物凄い勢いでオイルが噴出した。今回はこちらのオイルシールが破けてオイルが噴出したのだが、私なりの対策を施した結果シールが破れたようです。ちなみに対策を施してからは約1年はほぼオイルは漏れることは無かった。
今回は650ccに排気量を戻します。
程度のよいシリンダーが出てきたのでこれを使用して1サイズオーバーの新ピストンを組みつけようと思います。カムシャフト・ロッカーアームは部品取のエンジンから移植するか検討します。
エンジンを開けてみて10万以上走っているエンジンなのに思いのほか状態はよいと思います。側はオイルまみれで真っ黒ですがまだまだいけそうです!
私は英国車のエンジンしか開けたことは無いのですが英国車に比べてみてかなりXS(たぶん国産車全般に言える)の方が物凄く堅牢に設計されていると思う。そしてくそ重たい!英国車のハンドリングが良いのはそういうことなのでしょうね!比べて見ると実に興味深いです。
とりあえず部品が届くまでなんとなく側を掃除してヘッドとバルブのカーボンを落します。
アルミシリンダーヘッドですが燃焼室は鋳鉄が鋳込んであるのですね。このような所を同年代の他の外国製バイクの作りと比べてみると非常に面白い。
美少女の皆さん協力ありがとう!
by hidemasahirose
| 2014-03-04 23:56
| YAMAHA XS650