圧縮漏れ吸気バルブはスペア中古エンジンのバルブを使ってみました。
恐ろしいほど問題ナシ!シート摺り合わせのみで灯油を入れ漏れテストしまた。
バルブステムとバルブガイドは全く痩せてないのです。ガイドは打ち替えずにほぼ同年代の中古エンジンのバルブを転用したのですがエクセレントな状態です。ちなみにXSの新品パーツは充実していますが日本で買うと物凄く高いです。セレブな俺でも買えない。。。
友人に手伝ってもらい再度エンジンを載せる。
そんでキャブセッティングです。
メインジェット
スロージェット
ニードル
なんとなくセッティングを出しタイミングライトで点火時期を見てみたが全くもって問題なし。
上死点ゲージなど使わなくてもローターの上死点マークに合せればきちんと出ていた訳です・・・
非常に悔やまれる!
だいぶ前に盛りに盛ったタンクのパテを綺麗にする。
前に盛ったパテは一度に厚く盛ったのだがペーパで削ると時間が経っているにもかかわらず中がしっかり固まっていません。前に盛ったパテを綺麗に削ぎ落とし薄く何度かに別けてパテ盛りしては削るを繰り返し仕上げました。塗装したいところだがしばらくこのまま。
伝説のシートを張り替えてしまた。オーラは消えてしまいましたが物凄く気に入っています。もっと早く貼りかえればと思った。
都内を通勤で走ってみて問題なさそうなのでお盆休みに東北方面に一人ツーリングに行ってきました。
Amazonで注文したマップケース
午前中に出発して三郷から常磐道に乗り福島方面に向かい宮城県石巻辺りまでの2泊ノープランツーリングの予定でした。午前中に出発して三郷から常磐道に乗った辺りからエンジンの吹け上がりが悪く谷田部辺りでつまらなくなり引き返す…セッティングパーツを自宅に忘れてきた。。。
自宅に戻りメインとスローの番手を上げニードルもいじりました。根拠のないセッティングで再び旅立つことに。すでに16時を過ぎていました。
再び三郷から常磐道に乗りサービスエリアに寄ってはキャブのセッティングを行い走ってはサービスエリアに寄ってセッティングをくり返しす。中高速を決める予定が左右のプラグの焼色が異なり色々と検討した結果二次エア吸いが決定的となる。走れないことはないのでそのまま旅を続けることに19時過ぎています。常磐道日立中央ICを過ぎてからは前に車はほとんど走っておらず対向車も異常に少なすぎる。お盆休みで渋滞してると思っていたのだが。水銀灯が無いので辺は真暗で恐ろしい・・・・
燃料が気になり四倉パーキングに寄って確認したところ残量はほとんどないようです。燃費が非常に悪い(1L/13Km)のが気になる。夜の四倉Pには私のほか誰もいない....そしてとてつもなく寂しい音楽が流れてる。サービスエリアのガソリンスタンドはこの先なさそうなので いわき四倉で料金所の方に近くにガソリンスタンドはあるか確認したところ いわき中央ICまで戻ったほうがいいと言われ再び常磐道に乗り上りいわき中央で高速を降りて399号線のガソリンスタンドに飛び込みました。
ノープランの旅なのですが一応旅の大義は福島・宮城(特に海沿い)でお金を沢山使ってくることと定めているため比較的海沿いを走る6号線をを北上すること既に21時過ぎ。
原発の影響で6号線を通過して宮城方面に行くのは不可能なのはわかっていたのだが通行止めから少し迂回すればどうにか警戒区を迂回出来き宮城方面に抜けられると思っていましたが大甘でした....
浪江町付近まで行くことが出来やはり警戒区に入ったとたん検問通行止めとなり交通整理をしている方に迂回路の確認をしたところこのまま6号線でいわき中央ICまで戻り磐越道から東北道で宮城に入ってくださいと言われたのだが、この付近を迂回して行くことができないのか?と確認したところ我々も解らないといわれた。24時間体制で警備している方を困らせたくないので言われた通リに遥か彼方のいわきまで戻ることにした。途中すれ違う車は原発作業員を数名乗せた大型マイクロバスがたまに通るだけで一般の車は一切すれ違うことはなかった。震災前の建物もたくさん残ってはいるようだったのですが人が住んでいる気配がしません。道路は比較的きれいになっていて走りやすかった。福島第二に向かう6号線だけ整備しているのかな?Jヴィレッジも見てきました。作業員の車が立派なサッカーコートにたくさん停められていました。辺りは暗く波の音しか聞こえません。
宮城に行くのはこの時点であきらめました。とりあえずJRいわき駅周辺にたどり着き宿を探したのですがお盆休み中の観光客でいっぱなのかな?どこも満員です。仕方なく駅前のカプセルホテルに泊まることになった・・・・宿が決まりいわき駅周辺を探検することに。思いのほか賑わっています。少しよさそうな焼肉屋さんに入り一人で死ぬほど食べカプセルホテルに戻りました。
比較的綺麗なカプセルホテルではあったのだが枕とシーツのオイニーがキツくて眠れませんでした・・・・
早朝に朝風呂に入り朝食を食べに小名浜漁港の方へ行くことにしました。
小名浜漁港に到着 謎の巨大建造物建設中 なんだろ?
大型漁船が沢山停泊してあったのだがお盆休みで操業してないのかしら?
漁港の直売所でジャン牡蠣を食べる!
おいしそうなボタンエビとツブ貝
金目が沢山並べられていました。シーズンなのかな?
実家のママーンに沢山海産物のお土産を送ることにしました。
ですが並べてある海産物はいっさい近海物ではないことに気付く?
食堂で高級定食「UNIDON」を頂くことに!北海道産
漁港で沢山の海産物を食べてきました。
ちょっと小名浜周辺をバイクで走ることにした。
満腹になりさすがに眠くなりましたがまだ朝の10時です。
その時一瞬で眠気が覚める出来事が起こったのです!
バイクを走らすこと数十分 異様な雰囲気の錆びれた集落に迷い込み入り口にいたYAKUZA風のサングラスねじり鉢巻きハッピ姿のおっさんが私に「にいちゃん!にいちゃん!こっち!こっち!」と物凄い勢いで私に近づきその勢いで集落の地下駐車場にバイクごと強引に引きづり込まれたのです。何が何だかわからずヘルメットを脱ぐとおっさんが「にーちゃん暑かったろ風呂入ってきな!そこの受付だから」と言って私のもとから離れていった。仕方なく受付に行き係りの女性を選んでお金を払いました。無駄に豪華な待合室に案内されアイスコーヒーを飲みながら待つこと10分 準備が調ったようでお部屋に案内されました。
お部屋に入り係りの女性と震災の時の話を沢山しました。
お店のお湯の供給源である施設が壊滅的被害をうけ集落にお湯が供給できなくなり再開まで物凄く時間とお金がかかった話 震災後再開してすぐに全国からお風呂に入りに遊びに来てくれた勇者の話 近海での漁はできるのだが捕っても魚が売れないので漁民が漁に出れなくなりお風呂に入りに来なくなった話 避難区域とそうでない被災者との格差や不公平感の話 お風呂に入りに来てくれる勇者が激減し今来てくれる勇者は原発作業員だけな話
お風呂に入るには寂しい話ではあるが係りの女性はとても前向きで力強い印象であった。
係りの女性に少しばかりの心付けを渡し外に出ると私を引きずり込んだオッサンが兄ちゃんまた遊びに来てくれよと寂しそうな目で私を見送りました。
係りの女性に力を頂いた私は完全に目が覚め福島の峠道を走りまくっていました。
気が付いたら東北道 矢吹ICでした。そのまま東北道にのって浦和で降りて自宅に無事に戻ることができました。もう少しキャブセッティングを詰めればもう一泊したかったがあまりにも燃費が悪く断念して帰ってきてしまったことは一番の反省点です。今回の旅で福島で幅広い業種に私なりにお金を使ってきたことに達成感を感じています。
来年はもう少し計画的にそしてバイクをきちんと仕上げて福島・宮城に行けたらと思っています。
私のラスト30代さまーの出来事であった。
※今もれのXSセッティングもきちんと出て超調子イイヨ!